入社1年目の教科書 著:岩瀬大輔
本日の1冊。
「入社1年目の教科書」著:岩瀬大輔
オススメ度:⭐️⭐️⭐️(3点/5点)
今回入社2年目の僕が改めてこの本を読み返してた。
筆者の伝えたいこと、実際に社会人になってその通りだなと感じたことをまとめてみる。
読んで、率直な感想。
1年目から全て出来ることだけど、実際に全て出来ている社会人1年生は全体の1%くらいじゃないかな。
2年目になるけどまだまだ出来ていないことばかりだった。
裏を返せば、この本に書いてあることを実践出来れば突き抜けた人材として成長できるという事だ。
社会人直前の学生、入社1〜3年目の社会人に是非読んでほしい。
下記からは、当書のまとめ。
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筆者が伝えたい仕事において大切な原則はまず下記3点。
①頼まれたことは、必ずやりきる。
②50点で構わないから早く出せ。
③つまらない仕事はない。
理由
①必ずやりきることで信頼に繋がり、次の仕事へと繋がる。
②早く提出することで方向転換、間違いが瞬時に修正できる。
③基礎が最も大事。見方を変えることでどんな仕事も違うものとして見えてくる。
以下、ビジネスの基本の鉄則抜粋。
・メールは24時間以内に返信せよ
→対応が早いだけで2割増しの評価が得られるから。
・何のためにで世界が変わる
→どんな作業にも背景があり、背後の大きな目的を理解することでよりよい仕事が出来る。
・単純作業こそ「仕組み化」、「ゲーム化」
→常に自主的に工夫を凝らし、人と違う成果を出し続ければ次の依頼は単調なものではなくなる。
・仕事は復習が全て
→知識と経験のストックを増やすことで仕事のスピードが上がる。自分のスキルをアップしていくことでチャンスも増えていく。
・朝の挨拶はハキハキと
→意外と挨拶できない人は本当に多い。元気な挨拶で悪い印象を持つ人はいない。
・仕事は根回し
→必要以上の作業を減らせる。サイクルを早く回せる。
・仕事は盗んで、真似るもの。
→たくさんの人のいいところを盗み、自分のスタイルに合ったやり方を見つける。すぐに真似することが大事。
・仕事は総力戦
→周りの最高戦力をしっかり活用して、早く、質の高い仕事をする。
・コミュニケーションはメール&電話
→直接会うことが最も有効なコミュニケーション。
コミュニケーションの目的の本質は「重要なことを確実に伝えること」
・目の前だけでなく、全体像を見て、つなげよ
→人それぞれ視点が違う。企業の全体像、業界の全体像、世界での自社業界。これらの変化やどうあるべきかという視点を持つことで、マクロの視点が持てる。(ex,営業マンは明日のことを考える、部長は1ヶ月後のことを考える、本部長は1年後、社長は5年後のことを考える。)
そういった全体像がわかれば、自ずと行動も変わってくる。
・社会人の勉強は、アウトプットがゴール
→勉強や読書後、「so,what?」に落とし込んで読む必要がある。自分の行動まで落とし込む。
・ペースメーカーとして、資格試験を申し込む
期日を定めず、漠然と勉強することがなくなる。
また資格取得が目的でなく、本来の目的は刺激を受けること。
・仕事に関係ない人とランチせよ
→違う仕事をしてる人の話を聞いて、見聞を広める。
・感動は、ためらわずに伝える。
→人間はいくつになっても認められたいもの。感動を覚えることがあったなら、ためらわずそれを伝える。やがてそれがいい人間関係になる。
・ミスをしたら再発防止の仕組みを考えよ
→叱られるということは人間性、能力を否定しているわけではなく、仕事上の間違ったことを指摘されただけのこと。
再発防止策は、仕事のやり方を変える、ミスが起こらない仕組みを作り出すことにある。
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以上が読んでみて、これは大事だと思った箇所 。
出来ていること、出来ていないことあると思う。
一度自分に置き換えて、見つめ直してみよう。
社会人になって1年半が経ったけど、上に書いてあることは社会人としての本当に基本事項だと思う。
だけど、管理職で出来ていない人もいれば、1年目で出来ている人だっていると思う。
しっかりと読むだけでなく、忘れずに実践。
それが大事だ。